研究課題/領域番号 |
24593553
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
稲垣 宏樹 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (00311407)
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連携研究者 |
粟田 主一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (90232082)
増井 幸恵 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (10415507)
権藤 恭之 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (40250196)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高齢者 / 精神的健康 / 他者評価 / 尺度開発 |
研究成果の概要 |
近年高齢者の精神保健への関心が高まっている.一次予防の観点から簡便かつ他者評価が可能な測定ツールのニーズは高い.本研究では他者評価式精神健康尺度の開発を目指した.既存尺度から項目を選定し,健常及び認知症高齢者並びにその家族からデータを得た.両者に同様の項目を実施し関連を検討したところ,合計得点で有意な関連を示したものの相関関係は低かった.ただし,健常高齢者のみの分析では中程度の相関が示されたのに対し,認知症高齢者では関連は示されなかった.認知症高齢者では自己-他者評価が乖離し,本調査の項目では妥当な測定が困難であった.認知機能が低下した高齢者でも評価可能な項目により尺度を再構成する必要がある.
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