研究課題
基盤研究(C)
近年,教育現場では小1プロブレムが問題となっている。申請者はこの問題が子どもの実行機能の未熟さに起因すると考え,子どもの実行機能を高めるためのSTART(Social Thinking & Academic Readiness Training)プログラムを開発した。本研究では,就学前の5歳児,4歳児に本プログラムを実施し,その効果の検証と,小学校1年時の成績との関連を縦断的に検討した。その結果,実行機能,特に抑制機能を向上させる効果が認められた。そして,就学前の実行機能と小学校入学後の学習成績との関連性も明らかになった。
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