研究課題/領域番号 |
24601001
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
成田 雄一郎 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30311385)
|
研究分担者 |
畑山 佳臣 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20451487)
川口 英夫 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (20587654)
青木 昌彦 弘前大学, 医学部附属病院, 准教授 (70292141)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 次世代高精度放射線治療 / マーカレス動体追尾照射 / 腫瘍位置予測 / 国際情報交流 / 国際情報交換 / 動体追尾照射 |
研究実績の概要 |
汎用型リニアック装置を用いて、多分割コリメータを連続的に駆動しその焦点を腫瘍形状にフィットし続けながら放射線照射を行う動体追尾照射を次世代の高精度放射線治療システムと位置づけ、その基盤技術として、体内の腫瘍近傍に金属マーカを留置していない状態で撮影したX線透視画像から、腫瘍位置および形状を計測する手法を確立した。本技術はマーカレス動体追尾照射を実現する第一歩であり、論文および学会発表で成果報告した。また、実際の動体追尾照射では、腫瘍位置計測から実際の放射線照射までの機械的あるいは電子回路上の駆動制御の関係で遅延が生じることが予想され、放射線を照射しても腫瘍が既に先の位置に移動していることが起こる。これを補うため、呼吸性の周期運動を繰り返す腫瘍位置の位置予測技術の開発を行い一定の成果を得た。さらに、動体中の腫瘍に対し、それに連動し駆動している多分割コリメータ(dMLC)により焦点を腫瘍に合わせて放射線を照射する際の、実施の照射精度について4次元動体ファントムおよび模擬腫瘍を用いて、また計測法としては電離箱線量および放射線フィルム法を用いて行い、追尾遅延が発生した際の腫瘍内の線量影響について評価した。これらについても、その成果を論文および学会発表で報告した。
|