研究課題
基盤研究(C)
本研究では、最新型小動物用単光子放出断層撮像法における定量測定法を確立した。2種類の装置の性能評価を行った結果、ピンホールコリメータは、パラレルとスリッドと比較して感度が低下したが、高い空間分解能をもたらした。特に、eXplore speCZT CT120では半導体検出器を搭載しているためエネルギー分解能も優れていた。更に減弱と空間分解能補正法を組み合わせることで定量性もある程度確保できたが、マウス撮像では高分解能なコリメータ、ラット撮像では高感度用コリメータを新たに開発する必要性が生じた。その結果、マウス用では1.7倍の分解能となり、ラット用では2-3倍感度が向上し,定量性も確保されていた。
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