研究課題/領域番号 |
24601010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
池田 充 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50184437)
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研究分担者 |
今井 國治 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20335053)
川浦 稚代 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60324422)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | X線CTの画質評価 / X線CTの被ばく線量 |
研究成果の概要 |
X線CT画像におけるMTFとNPSの関係を与える近似式の導出を行い、同精度が比較的高いものであることを確認した。フィルタ補正逆投影法によるX線CT画像の個々の画素の雑音SDを与える解析的な式を導出し、同式と関連する形で質量減弱係数のみを用いて各画素における吸収線量を近似計算する事を試み、モンテカルロシミュレーションや実測値と比較することによって、同方法による計算結果の精度が比較的高いことを示した。軟部組織で構成された被写体に対しては、雑音の分布がある正規分布に近似的に従うことを確認した。以上のことから、理想的な条件下で各画素の雑音SDから各画素領域における吸収線量を推定できる可能性を示した。
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