研究課題/領域番号 |
24601011
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
|
研究機関 | 北海道科学大学 (2015) 福島県立医科大学 (2012-2014) |
研究代表者 |
島雄 大介 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (20404907)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 放射線 / 散乱イメージング |
研究成果の概要 |
X線と被写体の主な相互作用には、吸収、屈折、散乱がある。本研究では散乱の効果をコントラストとする極小角散乱X線イメージング法の新たなものとして透過型アナライザ結晶(Laue case)を用いた手法を開発することを目的とした。 乳がんの病理標本を撮影試料としたが、透過型アナライザ結晶による屈折コントラスト画像とは異なった被写体内の情報が得られることが分かった。また、従来の反射型アナライザ結晶(Bragg case)を用いた極小角散乱X線イメージングよりもはるかに高感度であった。今後は、極小角散乱X線画像と顕微鏡による病理像との対比が必要となるが、本手法は新たな画像診断法の可能性を示すものとなった。
|