研究課題
基盤研究(C)
PET装置の体軸視野は一般的に約20cmであり、全身を撮像する際には複数のベッド位置での測定が必要となる。一方、マイクロドーズ試験等においては全身を一括で測定できるPET装置が切望されている。本研究では測定対象部位ごとに体軸視野を可変可能な積層視野可変型PET装置を考案した。検出器はシンチレータと半導体受光素子を積層した独立型3次元検出器から構成され、検出器の各層を体軸方向にスライドさせることで従来と同程度の量のシンチレータで体軸視野の拡張が可能になる。また独立型３次元検出器を試作し、192 psという非常に高い時間分解能を得ることができた。
すべて 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (9件)
IEEE Transactions Nuclear Sciences
巻: 63 ページ: 1-8
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A
巻: 763 ページ: 502-509
10.1016/j.nima.2014.07.002
IEEE Transaxial Nuclear Sciences
巻: 60 号: 5 ページ: 3227-3234
10.1109/tns.2013.2280633
Nuclear Instrument and Method section A
巻: 728 ページ: 107-110
10.1016/j.nima.2013.06.104
