研究課題/領域番号 |
24603003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
久保 光徳 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60214996)
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研究分担者 |
寺内 文雄 千葉大学, 大学院工学研究科, 教授 (30261887)
田内 隆利 千葉大学, 大学院工学研究科, 助教 (70236173)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 民具形態 / 力学的合理性 / 力学的感性 / 最適構造 / 応力分布 / 民具 / 踏み鋤 / フィールドワーク / 構造解析 / 再現制作 / 形態データベース |
研究成果の概要 |
自然発生的に作り出され道具として使用されてきた民具は,最適形状の一つである全応力設計形状の特徴を持つ軽くて強い構造体の一つであることが示唆された。本研究初期において,「力学性は力学手合理性である」としていたが,「民具形態に見られる力学性は,(形が有する)力学的合理性と(その形の作り手が有していたであろう)力学的感性との関わりによって構成される」との結論に至った。そして,作り手(ある状況においては生活者そのもの)が,ある素材を前にして,それが与えられた状況・環境において最も効果的に力学的合理性を具現化する形態への創造・造形過程を見極める特性を,「作り手の力学的感性」と定義できることを示唆した。
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