形のもつ印象の系統的研究

• 研究課題/領域番号: 24603026
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: デザイン学
• 研究機関: 東京工芸大学
• 研究代表者: 牟田 淳 東京工芸大学, 芸術学部, 准教授 (20341969)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 黄金比 / キャラクタ― / 顔印象 / 白銀比 / 四角形 / 顔の印象 / キャラクタ―の印象 / 国際比較 / 美しい顔 / 可愛い顔 / 子供っぽい顔 / かっこいい顔 / 形の持つ印象 / 可愛い形 / 美しい形

研究成果の概要

私は主に形の縦横比率とその形に対して人々が抱く印象間の関係を日本と米英に於ける各々千人程度のアンケート結果を用いて研究した。形の種類は四角形、キャラクター、顔等とした。四角形の場合、米英人は黄金比四角形を有意に好む場合があるが日本人は正方形を有意に好む事等が明らかになった。キャラクターの場合、日本人は細長くないキャラクターを好むが米英人は細長いキャラクターを好む事等が判明した。顔の場合、日本人は前髪を分けた幾分細長い顔を好む事等が判明した。以上から好みの比率は不変ではなく、民族や形の種類等により変化する事等が判明した。

研究成果

• [雑誌論文] アンケートに基づく顔の印象の研究 (2015)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 雑誌名: 日本顔学会誌 顔学 巻: 15 ページ: 105-122
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] キャラクターから感じる印象の研究 (2015)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 雑誌名: 東京工芸大学芸術学部紀要「芸術世界」 巻: 21 ページ: 21-40
  • NAID: 110009895429
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 長方形の持つ印象の系統的な国際比較研究 (2014)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 雑誌名: 東京工芸大学芸術学部紀要「芸術世界」 巻: 20 ページ: 21-29
  • 査読あり
• [雑誌論文] 四角形及び顔の比率のもつ印象の研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 雑誌名: 東京工芸大学芸術学部紀要 巻: 19 ページ: 1-11
  • NAID: 110009893671
  • 査読あり
• [学会発表] アンケートに基づく顔の魅力と印象・形状の関係 (2015)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 学会等名: 日本顔学会
  • 発表場所: 中京大学（愛知県）
  • 年月日: 2015-09-12
• [学会発表] アンケートに基づく顔の 印象間の関係 (2014)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 学会等名: 日本顔学会
  • 発表場所: 昭和大学
  • 年月日: 2014-10-26
• [図書] 「美しい顔」とはどんな顔か: 自然物から人工物まで、美しい形を科学する (2013)
  • 著者名/発表者名: 牟田淳
  • 総ページ数: 208
  • 出版者: 化学同人
• [備考] 研究・制作業績システム
  • URL: http://tpuworks.t-kougei.ac.jp/search/index.html
• [備考] 形の持つ印象の系統的研究
  • URL: http://amuta.jimdo.com/