研究課題/領域番号 |
24610005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命倫理学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
板井 孝一郎 宮崎大学, 医学部, 教授 (70347053)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 臨床倫理コンサルテーション / 倫理コンサルタント / 臨床倫理サポート / 臨床倫理部 / 臨床倫理委員会 / 臨床倫理コンサルタント |
研究成果の概要 |
医療スタッフへの「倫理サポート」のシステム構築を伴った組織的対応がとられることなく、もし「倫理原則」だけが抽象的に振りかざされるならば、それは医療現場に混乱をもたらすだけでなく、倫理的感受性の高い看護師等の現場スタッフがバーン・アウトしてしまう。個人の道徳的努力のみを過度に求める「倫理」では、かえって責任感のある医療従事者ほど、倫理的問題を自分独りで解決しようと抱え込んでしまう。医療従事者が「独善」に陥ることなく「チーム」でアプローチできるようになるためには、「臨床倫理コンサルテーション」が不可欠であり、またこうした活動を統括する「臨床倫理部」の体制整備が求められる。
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