研究課題/領域番号 |
24610010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命倫理学
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
村岡 潔 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (10309081)
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研究分担者 |
粟屋 剛 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (20151194)
山下 登 岡山大学, 大学院法務研究科, 教授 (90210418)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 医師の裁量 / 患者の自己決定 / 医師の裁量権 / 患者の自己決定権 |
研究成果の概要 |
本研究は、医師の裁量について倫理・法・社会という複合的な視点から考察し、生命倫理学と医事法学の間には医療水準と医師の裁量権に関して齟齬がある事が判明した。後者は医師の裁量を前者より大きめに見ていた。そのため医師-患者関係の不調和の調停には、医事裁判よりも裁判外紛争解決手続きのように医療者と患者の当事者が垣根を越えた対等の立場で不調和の事態を調整し、相互理解を図るような制度の臨床への導入が推奨される。
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