研究課題/領域番号 |
24611024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 獨協大学 (2014) 相模女子大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
鈴木 涼太郎 獨協大学, 外国語学部, 准教授 (70512896)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 観光みやげ / スーベニア / 生産地と販売地の乖離 / 日本 / ベトナム / 真正性 / ギフト性 / 儀礼的倒錯性 / ギフト / マトリョーシカ / 佐渡 / 儀礼的倒錯 / 手工芸品みやげ / 食品みやげ |
研究成果の概要 |
本研究は、観光みやげの生産地と販売地が乖離する背景と要因について明らかにしたものである。観光みやげは経済的な商品であるとともに、地域文化を発信する媒体でもある。しかし現実の観光地では、生産地と販売地が乖離した商品が販売されている。本研究では、既存の観光研究における観光みやげ/スーベニア研究の理論を再検討するとともに、人類学における贈与交換をめぐる議論を参照し、日本の観光みやげの特性を考察した。その結果明らかになったのは、観光みやげには、真正性、贈与交換、儀礼的倒錯性という3つの基本要件が存在しており、いずれかを満たせば生産地と販売地が乖離していても観光みやげとなり得るということである。
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