研究課題
基盤研究(C)
研究代表者は、乳幼児の排泄のタイミングに周囲が気づいて、できるだけおむつの外で排泄する「おむつなし育児」の研究を2007年から行ってきた。本研究では周囲が排泄に向き合うことで、おむつの使用が減っていく乳幼児の経験を国内外の調査、観察より、保育施設、老人介護の現場に広げる可能性を探ることを目的とした。結果として保育園での「おむつなし保育」は可能であり、経験した園児は排泄コントロール能力や協調性・自己抑制力が良く育ち、保育の質も向上する傾向にあることがわかった。老人介護の分野での「おむつ外し」の取り組みは進んでおり、乳幼児と高齢者の排泄には共通課題が多くあり今後の協働の可能性が示唆された。
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