研究課題/領域番号 |
24617023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化学
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研究機関 | 桃山学院大学 |
研究代表者 |
金本 伊津子 桃山学院大学, 経営学部, 教授 (60280020)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | グローバル・マイグレーション / エイジング / 在外日本人 / 老い / 国際移動 / 文化喪失 / エスニシティ / ヨーロッパ / エイジング (老い) / 国際結婚 / 異文化適応 / 高齢者ケア / オランダ / スウェーデン / ナラティブ / イギリス / マイグレーション / 在外日本人・日系人 / イギリス:ドイツ / 文化人類学 |
研究成果の概要 |
この研究は、グローバル・マイグレーションによって複数の文化を経て老いを迎える海外(イギリス、オランダ、スウェーデン、ドイツ)在住の日本人の老いに焦点を当て、多文化社会におけるエスニシティと老年期における文化喪失の過程と母文化に回帰する過程を明らかにした。 在外日本人の高齢者の多くは、毎日の食や母語によるコミュニケーション、そして文化的活動によって生きる意味、平安、そして文化的アイデンティティを確認していることが明らかとなった。いずれのコミュニティも文化的に配慮がなされたケアを強く求めており、マイノリティ・エルダリーの尊厳は、エスニシティに対する適切な配慮によって実現可能になることが判明した。
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