研究課題/領域番号 |
24617025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化学
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研究機関 | 松山大学 |
研究代表者 |
黒田 晴之 松山大学, 経済学部, 教授 (80320109)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | クレズマー / 東欧ユダヤ人(アシュケナージ) / セファルディー / レベーティコ / オスマン帝国 / ギリシア音楽 / アメリカ音楽 / 移民 / ユダヤ人 / アシュケナージ / ギリシア / アルメニア / 国際研究者交流 / アメリカ / レベーティカ / 同化 / イディッシュ劇 |
研究成果の概要 |
ギリシア音楽のレベーティコにはオスマンや南スラヴの要素がある。1913年にギリシアに併合されたテッサロニキでは、ギリシア人・ユダヤ人・ムスリムのあいだで、相互作用があったことを窺わせるような資料もあるが、ローザ・エスケナージなどユダヤ系歌手は、ラディーノ語による録音を残していない。 アメリカのギリシア人移民はしばしば、東欧ユダヤ人と音楽を共有していた。これは音楽家が異種間で積極的な活動をしたというより、民族横断的なレコード産業があったこと、ギリシア人とユダヤ人が両者とも、録音や公演のさいパートの欠員が生じると、音楽家を融通しあっていたことなど、必要に迫られる場合があったことに負うところが大きい。
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