研究課題
基盤研究(C)
我々はナノスプレーチップを用いて一細胞の内容物を先端より回収し、イオン化溶媒を加えて電圧を印加して霧化させ、分子を直接質量分析するLive single-cell MS法を開発した。より極性の低い分子へこの方法を適用するため、霧化の方法としてピエゾ素子によるナノスプレー振動デバイスを作成し、コロナ放電によりイオン化を行った。極性の低い分子のシグナル強度が増加したが測定環境由来のシグナルも増加したため、活性炭を通過させた清浄な窒素ガス中でイオン化を行うデバイスを新たに作成した。このデバイスを使いイオン化を行うことにより、一細胞内の極性の低い分子も従前より感度高く分析できることを確認した。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件) 図書 (1件)
Journal of Radiation Research,
巻: 57 号: 3 ページ: 1-7
10.1093/jrr/rrv090
Nature Protocols
巻: 10 号: 9 ページ: 1445-56
10.1038/nprot.2015.084
Scinetific Reports
巻: 9 号: 1 ページ: 13882-13882
10.1038/srep13882
J Radiat Res.
巻: 56 号: 1 ページ: 46-58
10.1093/jrr/rru078
Oncol Rep
巻: 29 号: 3 ページ: 925-931
10.3892/or.2012.2182
Biological & Pharmaceutical Bulletin
巻: 35 号: 9 ページ: 1425-1431
10.1248/bpb.b212012
130001872094
NANOMEDICINE
巻: 7 号: 9 ページ: 1365-1374
10.2217/nnm.12.34
Analytical Sciences
巻: 28 号: 3 ページ: 201-201
10.2116/analsci.28.201
130004442114
Analytical Chemistry
巻: (in press) 号: 12 ページ: 5221-5228
10.1021/ac202447t