研究課題/領域番号 |
24620006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宇宙生命科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
一條 知昭 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (20513899)
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研究分担者 |
山口 進康 大阪大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (20252702)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 宇宙生命科学 / 細菌間遺伝子伝播 / 環境微生物学 |
研究成果の概要 |
本研究では、微小重力シミュレーション装置を用いて、環境中において遺伝子伝播に大きく寄与している可能性が考えられる「形質転換」に着目して、微小重力が細菌間の遺伝子伝播に与える影響の評価を進めた。供試菌には大腸菌、および環境中の自然形質転換能を有する細菌を用い、外来遺伝子には環状化プラスミドを用いた。通常重力下、微小重力下での形質転換頻度を比較したところ、微小重力による影響は小さく、宇宙居住環境における形質転換の起こりやすさは地球上と同程度である可能性が示された。それゆえ、私たちの宇宙居住環境においても、地上と同様に病原遺伝子などの伝播に気をつける必要がある。
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