研究課題
基盤研究(C)
本研究においてEM-CCDカメラによる自由行動マウスの生体複数部位からの遺伝子発現追跡定量解析技術とテレメトリーによる体温、脳波リズムを融合させた測定系を完成させた。生体ターゲット部位の動きを1mm単位で測定することで行動解析するプログラムを装置に追加した。この装置を用いて生体内時差ボケ現象を可視化することに成功した。マウスの行動リズムの位相変化と同時に時計遺伝子発現リズムが変化する部位とそうでない部位の同定に成功した。以上のことから個体レベルで各組織の時計遺伝子発現リズムが行動および睡眠覚醒リズムとどのような関係を持ち、形成されているか明らかにする研究の基盤を築くことができたと考えられる。
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J. Physiol. Sci.
巻: in press
40020509915