研究課題/領域番号 |
24621004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
睡眠科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
今井 眞 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (40335170)
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研究分担者 |
山田 尚登 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (50166724)
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連携研究者 |
村上 純一 琵琶湖病院, 医師 (40574314)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 感覚情報処理 / 睡眠 / 難聴 / 防災 / 聴覚障害 / 神経科学 / 睡眠時感覚応答 / 臭気警報装置 / 先天性聴覚障害 / 睡眠ポリグラフ / イソチオシアン酸アリル / 脳機能画像 / 脳機能再構築 / 火災警報装置 |
研究成果の概要 |
睡眠中に空気中のわさびの臭い(イソチオシアン酸アリル:3.5-20PPM)を吸入した時の反応を観察すると、難聴者は非難聴者に比べて覚醒しやすく、睡眠段階2においては臭気成分が枕もとへ到達してからボタンを押す反応までの時間は、それぞれ平均約21秒、45秒であった。わさびの臭いは三叉神経の体性感覚を刺激するが、幼少期からの難聴者で反応が早いことは、本来ならば音声情報を処理するための側頭葉聴覚野が体性感覚の情報処理に関与するとの神経系の可塑的変化による可能性がある。 本研究の成果は聴覚障害者用火災報知器に応用され、特許を取得し、研究者はイグ・ノーベル賞やイノベーションに関連する講演を行った。
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