研究課題
挑戦的萌芽研究
カメラ付き携帯端末の普及や顔認識技術の進展により,無断で撮影・開示された写真を通じて,被撮影者がいつ・どこにいたかという情報が暴露されることになり,被撮影者のプライバシー保護が求められている.従来手法は被撮影者の顔面の隠ぺいや着色により顔面を変える必要があるため,物理空間における人対人のコミュニケーションに支障をきたすという問題があった.本研究では,被撮影者のプライバシーを保護するために,人間の視覚とデジタルカメラの撮像デバイスの感度特性の違いを利用したウェアラブルデバイスを被撮影者が着用することで,人の視覚に違和感を与えずに,撮影された画像からの人物の同定を不能にする手法を検討する.
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
情報処理学会論文誌
巻: Vol.55, No. 1 (特選論文) ページ: 531-541
110009660279
巻: 55 ページ: 531-541
Proc. of the 14th Joint IFIP TC6 and TC11 Conference on Communications and Multimedia Security
巻: LNCS 8099 ページ: 152-161
10.1007/978-3-642-40779-6_13
http://research.nii.ac.jp/~iechizen/official/