研究課題/領域番号 |
24650058
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
|
研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
竹内 龍人 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50396165)
|
研究分担者 |
岡嶋 克典 横浜国立大学, 環境情報研究科(研究院), 准教授 (60377108)
|
研究協力者 |
吉本 早苗
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 視覚 / 運動視 / 薄明視 / 明所視 / 暗所視 / 錯視 / 視知覚 / 運動統合 / 錐体 / 桿体 / 心理物理学 |
研究成果の概要 |
日常の生活環境において人間が晒されている明るさ(環境光)は、実に1000億倍という広い範囲に渡る。その中で、錐体系と桿体系が同時に機能する薄明視では視覚に基づく行動パフォーマンスの低下が指摘されている。本研究では、視覚運動プライミングという錯視現象を利用した実験心理学的手法により、この低下の原因探求および補償システムに関する検討を目的とした。実験の結果、錐体系と桿体系からの情報を時空間的に統合するメカニズムの機能が不完全であるが故に、薄明視における低下が生じることがわかった。またこの低下を補償するためには、桿体系からの情報の時間遅れを補正した上で空間的な情報統合を促進させればよいことを示した。
|