研究課題/領域番号 |
24650083
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
長井 志江 大阪大学, 工学研究科, 特任准教授(常勤) (30571632)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 認知発達ロボティクス / 知能ロボティクス / 認知発達 / 情動 / 共感覚 / 人―ロボットインタラクション / マルチモーダル / 人ーロボットインタラクション / 発達 / 人-ロボットインタラクション |
研究概要 |
本研究では,神経科学的・心理学的知見に基づいて,複数の感覚情報から情動を自己組織的に獲得するメカニズムを提案した.ロボットが人とのインタラクションを通して得られる感覚情報から,共感覚に基づいてモダリティ間の不変特徴を抽出し,確率的ニューラルネットワークを用いて情報を抽象化することで,快や不快,さらには喜び,驚き,怒りなどの基本6情動を生成できることを示した.特に発達学的知見から,触覚が他の感覚に比べて情動の形成に直接寄与するという仮説を立て,計算論的にその妥当性を示した.本結果は,情動発達を促す神経科学的メカニズムの理解と,それに基づく情動抽出アルゴリズムの開発に重要な示唆を与えている.
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