研究課題/領域番号 |
24650156
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体生命情報学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
立野 玲子 公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 主任研究員 (70150208)
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研究分担者 |
小倉 潔 公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 主任研究員 (70233492)
永山 勝也 九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 准教授 (70363398)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | in silico / がん細胞 / 3次元培養 / スフェロイド / 増殖シミュレーション / 壊死 / バイオイメージ・インフォマティクス / バイオインフォマティクス / in silico 培養系 / 仮想培養系 / 細胞増殖シミュレーション / 生体生命情報学 / バイオイメージインフォマティクス / がん細胞増殖試験 / 細胞増殖試験 |
研究成果の概要 |
3次元培養下でのがん細胞の増殖抑制を評価し、予測するがん細胞仮想培養系の開発を全体構想として、本研究ではその基盤となる仮想培養系を構築した。 本仮想培養系では、増殖試験の記録画像の解析結果と一致するように、細胞構造体であるスフェロイドの形成過程を計算で擬態している。生まれた細胞に培養開始からの世代数を付与したスフェロイド世代数分布とスフェロイド切片を染色して特定した壊死領域を比較検討した。壊死した世代数を仮定して求めた壊死割合に矛盾がないことを確認した。これにより仮想培養系による内部を含めたスフェロイド増殖活性の評価の可能性が示唆された。本研究により仮想培養系の意義を確認し、その基盤を開発した。
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