研究課題/領域番号 |
24650179
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
福田 孝一 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (50253414)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ヒト脳 / 海馬 / 腹側線条体 / 脳室下帯 / 記憶 / ヒト / モジュール / ヒトの海馬 |
研究成果の概要 |
脳研究の最終目標はヒトの脳を理解することであるといってよいであろう。しかし様々な制約から、実験動物の脳を対象として詳しい研究がなされてきた反面、ヒトの脳の構造は実はあまり調べられていない。しかしヒトの脳にはマウスとは違う独自の構造があるはずであり、それを明らかにするために、ヒト大脳半球の完全連続切片を作成し、組織標本のトレースに基づく三次元再構築と免疫組織化学により、詳細な解析をおこなった。その結果、動物に比べて格段に高度の記憶能力を支える海馬の内部構造において、未知の繰り返し配列をとるユニット構造を見いだした。さらに腹側線条体と脳室下帯においても、ヒト脳独自の構造の詳細な形態を明らかにした。
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