研究課題/領域番号 |
24650201
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
|
研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
田口 明子 宮崎大学, 医学部, 准教授 (80517186)
|
研究分担者 |
塩見 一剛 宮崎大学, 医学部, 准教授 (40305082)
土持 若葉 宮崎大学, 医学部, 医員 (90573303)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 認知機能 / 老化 / 神経細胞新生 / 代謝障害 / 脳神経疾患 / 国際情報交換 / 脳・神経 / 成体脳神経新生 / 米国・ボストン |
研究概要 |
脳インスリン様シグナルの欠損は、哺乳類においても寿命を延長し老化を遅延することが報告されていた。老化に伴う認知機能の低下は、海馬の神経新生の低下と相関するが、脳インスリン様シグナルの低下がこれらの変化へ与える影響については未だ不明であった。我々は老齢期の脳インスリン様シグナル欠損マウスの海馬における解析から、細胞増殖および神経新生が増加し、神経炎症の増加および神経細胞の活動性の低下が有意に抑制されることを明らかにした。さらに、行動解析から、これらのマウスの認知機能は、老齢期においても高く保持されていることが判明し、脳インスリン様シグナルの低下は脳の老化を遅らせることが示唆された。
|