研究課題/領域番号 |
24650205
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
藤田 雅代 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 主席研究員 (90415539)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ドーパミン / マウス / 運動 / アセチルコリン / 線条体 |
研究成果の概要 |
ドーパミンは運動制御に重要で、ドーパミンの減少により運動障害が生じることはよく知られている。しかし、ドーパミンを欠乏するマウスを用いた解析により、ドーパミンがほぼ完全に欠乏した状態では従来の知見とは逆に運動量が亢進することが認められた。亢進した運動量は、アセチルコリン系の促進により抑制された。また、ドーパミン欠乏マウスの線条体で、アセチルコリン低下も認められた。これらより、ドーパミン欠乏状態での運動量亢進は、アセチルコリン減少が関与することが示唆された。
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