研究課題/領域番号 |
24650265
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松本 健志 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (30249560)
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研究分担者 |
世良 俊博 九州大学, 工学系研究員, 准教授 (40373526)
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連携研究者 |
上杉 健太朗 高輝度光科学研究センター, 研究員 (80344399)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 全身性微振動刺激 / ランダム性 / 全身性微振動 / 不規則性 / アナボリック効果 / 骨微細構造 |
研究成果の概要 |
全身性微振動刺激はアナボリック作用を示す。本研究では、ノイズ様全身性振動刺激による1)片後肢廃用マウスの骨萎縮予防、2)エストロゲン欠乏マウスの骨欠損修復に対する促進効果を検証した。ノイズ様振動は正弦振動を与えた場合よりも廃用側脛骨の骨量低下を抑制し、骨髄腔を増大させた。一方、エストロゲン欠乏下の骨欠損修復に対し、ノイズ様振動は骨形成量では効果を示さなかったが、再生骨の弾性率を増加させた。さらに副甲状腺ホルモンと併用することによって、より丈夫な再生骨の形成が加速された。これらの結果は、全身性微振動のアナボリック作用において、ノイズ様振動が有効な振動様式であることを示唆している。
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