研究課題/領域番号 |
24650291
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
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研究分担者 |
長谷川 純 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 准教授 (90302984)
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連携研究者 |
小川 雅生 駒澤大学, 医療健康科学部, 教授 (60016863)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 放射線治療 / 単色X線 / 陽子線 / 注射針 / 増感剤 / 静電加速器 / 二次電子 / イメージングプレート / 浸潤性ガン / 低侵襲ガン治療 / 陽子線励起準単色X線 / K吸収端 / 電子増倍型高感度カメラ / モンテカルロシミュレーション / 陽子ビーム / 深部ガン治療 / 陽子線励起特性X線 / 水ファントム / CdTe半導体X線検出器 / 電離箱 |
研究成果の概要 |
予め重元素を含む薬剤(増感剤)を集積させたガン患部に注射針を刺入し,針内部にMeV陽子線を通して先端の標的から増感剤の吸収端に近いエネルギーの単色X線を発生させ,患部のみに線量を集中させる治療方法の実現可能性を実験的に調べた.イメージングプレート上に増感剤を模擬した金(L吸収端エネルギー = 14.4 keV)箔を置いてモリブデン標的からの17.4 keVのX線を照射したところ,金箔の周囲のみで大幅な線量の増大が観測され,増感剤の効果を確認できた.一方,深部ガン治療技術としての実用化のためにはX線強度の大幅な増強が必要であることが分った.
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