研究課題/領域番号 |
24650313
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
鳥橋 茂子 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90112961)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 間葉系幹細胞 / ES細胞 / 再生 / 骨格筋 / 筋機能の測定 / 移植 / ラットiPS細胞 / 細胞分化 / 細胞移植の足場形成 / iPS細胞 |
研究概要 |
申請者は未分化なマウスES細胞を脂肪細胞へと分化誘導する過程で、新規間葉系幹細胞(MSCs)を大量に作成し、収集する技術を確立した。このMSCsの高い骨格筋分化能を利用して、筋の運動機能回復を目指した損傷骨格筋への移植法の確立と筋の再生機構解明を目的に研究を行った。その結果、(1) マウスの前頚骨筋を挫滅損傷させるモデルを作成し、損傷24時間後に直接MSCsを患部移植することで効果的な筋再生を実現できた。(2) 移植MSCsは骨格筋や血管に分化すると共に、支配神経の再生を促進し、結果的に筋組織の再生を促進した。(3) MSCsの移植により、前頚骨筋の機能回復が促進され、1週間早く治癒した。
|