研究課題/領域番号 |
24650316
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
新小田 幸一 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (70335644)
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研究分担者 |
阿南 雅也 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 助教 (10517080)
新小田 春美 三重大学, 医学部, 教授 (70187558)
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連携研究者 |
蜂須賀 研二 産業医科大学, 医学部, 名誉教授 (00129602)
内村 直尚 久留米大学, 医学部, 教授 (10248411)
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研究協力者 |
波之平 晃一郎
岩本 義隆
武田 拓也
橋本 将和
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高齢者 / 身体機能 / 睡眠 / QOL / バランス / 転倒 |
研究成果の概要 |
地域に居住する健常高齢者のうち,睡眠を確保できていない者は,確保できている者に比較して,転倒リスクの評価である機能的リーチテストでは有意にその距離が短かった.一方,活動性が高くはない高齢者は,起床直後の15分程度の軽い体操を1週間実施した結果,眠気尺度得点,身体機能,注意運動実行機能,QOLには変化を認めなかったものの,睡眠合計時間と全睡眠時間は有意に短くなり,覚醒エピソード数と睡眠エピソード数は減少する傾向が示された.このような起床直後の軽い体操の即時的な効果は,短時間で軽い体操であっても継続することによって睡眠を適正化し,身体機能や認知機能,QOLを高める可能性をもつことが示唆された.
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