研究課題
挑戦的萌芽研究
アジア・太平洋地域における新たな学校安全評価指標を開発するために小学校と中学校の教員を対象に子どもの安全に関する意識調査を実施し、尺度とすべき要因について検討した。教員の安全教育に対する認識は内部統制や他者統制による既定概念ではなく、「危険回避」「危険情報の共有」「大人への信頼」による3因子構造になることが確認された。今後、新たな安全評価指標として取り組むべき項目としては、主体的で協働的な指導が必要であるとの認識が確認された。また、教員は子ども自身の学習の重要性を認識しつつも、大人によるサポートなどのソフト面、見守り危機の設置などハード面の充実が必要であると考えていることが示唆された。
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