研究課題/領域番号 |
24650486
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
大柿 久美子 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教務職員 (00169898)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | ホンモロコ / LCA / GHG排出量 / 亜酸化窒素 / 水耕栽培 / カーボンフットプリント二次データ / 休耕田 / 養殖 / 窒素除去 / 食と環境 / 食習慣 / 食文化イノベーション |
研究成果の概要 |
コイ科の小型魚ホンモロコは休耕田を利用して単年で養殖できるため、内陸地域で淡水魚を食べる食文化の形成と耕作放棄地を減らす効果が期待される。 そこでホンモロコ養殖のGHG排出量をLCAの手法に基づいて算出した。魚の排泄物や残餌の窒素化合物の硝化・脱窒過程で出る亜酸化窒素(N2O)の量も推算しGHG排出量に算入した結果、ホンモロコ養殖の単位面積当たりのGHG排出量は水田で米を生産した場合の3~4倍となった。花卉植物を養殖池中で水耕栽培し水中の窒素除去を行うための基礎実験結果をもとに、N2O除去が可能であると推算した。その結果を第9回LCA of Food 国際会議(サンフランシスコ)で発表した。
|