研究課題/領域番号 |
24650493
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
石井 剛志 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 助教 (50448700)
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研究分担者 |
中山 勉 日本獣医生命科学大学, 食品科学科, 教授 (50150199)
望月 和樹 山梨大学, 医学工学総合研究部, 准教授 (80423838)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ポリフェノール / 渋味 / 吸収性 / 分子会合性 / 相互作用 / テアフラビン / 難吸収性ポリフェノール / カテキン類 / テアフラビン類 / 脂質膜透過性 / 膜透過性 / リン脂質膜 / ポリフェノール会合体 / タンパク質 |
研究成果の概要 |
難吸収性ポリフェノールが消化管内で渋味物質として生体成分に作用することで、体内に取り込まれることなく生理作用を惹起すると仮説を立て、その分子受容機構を明らかにすることを目的として研究を実施した。渋味を呈するポリフェノールの細胞膜上における分子挙動を人工リン脂質膜センサを備えたQCM法と人工リン脂質膜を塗布した96穴プレートを基盤とした比色法等を駆使して解析した結果、難吸収性ポリフェノールであるガレート型テアフラビンは生体成分に強く相互作用して渋味を呈するだけでなく、脂質膜表面に蓄積して渋味刺激を生体に与えることで、特有の生理作用を惹起する可能性が示唆された。
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