研究課題
挑戦的萌芽研究
生活習慣病発症の新しい要因として「成人病胎児起源説(FOAD説)」が提唱されている。これは,親世代の体験が胎児に体質変化を引き起こすという考えであるが,そのメカニズムには不明な点が多い。本研究では,FOAD説のメカニズムを解明するモデル系として線虫(Caenorhabditis elegans)が使えるかどうかを明らかにすることを目的に解析をおこなった。その結果,親世代が飢餓を経験すると子孫線虫では,脂肪量が増加していたことを機器分析で示した。このことは,FOAD説に基づく体質変化が線虫でも起きること,したってこの現象を解析すればFOAD説のメカニズムの理解に貢献できうることが考えられる。
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PLOS ONE
巻: 8 ページ: 1-15
PLoS One
巻: 8(3) 号: 3 ページ: 1-15
10.1371/journal.pone.0058641
京都女子大学食物学会誌
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120005284941
http://gyouseki-db.kyoto-wu.ac.jp/2/0000128/profile.html
http://gyouseki-db.kyoto-wu.ac.jp/Profiles/2/0000128/profile.html