研究課題/領域番号 |
24650591
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化財科学
|
研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
河合 淳 金沢工業大学, 先端電子技術応用研究所, 教授 (10468978)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 青銅鏡 / 文化財 / SQUID / 微弱磁場 / スキャン / 超伝導磁力計 / 青銅 / 磁場 / マッピング |
研究概要 |
本研究では、青銅鏡に含まれるFeやNiなどの磁性不純物が作る微弱な磁場の強度や分布を計測する手法を提案し、その検証を行った。超伝導量子干渉素子(SQUID)と呼ばれる高感度な磁場センサとXYステージを組み合わせたスキャニングシステムを開発し、青銅鏡の磁場計測を試みた結果、直径約82mm,厚さ約8mm(縁高)の青銅鏡の表面で±100nT程度の磁場強度分布が得ることができた。これにより本手法が非破壊的な青銅文化財の分析ツールの一つして有効なことが確認できたとともに、青銅品以外の考古遺物の残留磁場計測にも有用であることが期待される。
|