研究課題/領域番号 |
24650593
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 公益財団法人元興寺文化財研究所 |
研究代表者 |
植田 直見 公益財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (10193806)
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研究協力者 |
渡邊 緩子 日鉄住金テクノロジー株式会社
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 有機質文化財 / 高分子有機化合物 / 劣化 / 出土琥珀 / 分子構造 / 熱分解-ガスクロマト/質量分析 / 赤外分光分析 / 熱分析 / TG-DTA-PIMS |
研究概要 |
分子構造は不明であるが多くの赤外分光や熱分析のデータを有する琥珀を対象とし、示差熱天秤-光イオン化質量分析を行った。主産地の琥珀と出土琥珀について初めて実施する光イオン化法だけでなく従来の電子イオン化法と比較することでより詳細な同定を進めた。 その結果、従来から推測されているラブダン型ジテルペンの基本骨格が確認できた。さらに、それぞれの産地毎で再現性のよい結果が得られたが複雑なピークとなり全てを解析することは困難であることもわかった。また、劣化した琥珀も同様に分析を行ったが、より複雑なピークとなり、劣化による分子構造の変化は確認できたが劣化生成物の分子構造までは推定できなかった。
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