研究課題/領域番号 |
24650616
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田中 耕三 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (00304452)
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連携研究者 |
伊藤 剛 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (60607563)
広田 亨 公益財団法人がん研究会, がん研究所, 部長 (50421368)
安井 明 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60191110)
菅野 新一郎 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 (10400417)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | がん治療 / 抗がん剤耐性 / 細胞死 / 細胞周期 |
研究概要 |
本研究では、抗がん剤により細胞周期停止が持続した後に起こる細胞死に関与する分子を同定することを目的とした。我々が発見した新規分子CAMPをノックダウンした細胞を微小管阻害剤で処理したところ、がん細胞特異的に細胞周期停止持続後の細胞死の促進が観察された。がん細胞株ではCAMPの発現が高い傾向が見られ、がん細胞の生存がCAMPに依存している可能性が考えられた。またCAMPをノックダウンした細胞ではアポトーシスを抑制する機能をもつBcl-2ファミリー分子であるMcl-1およびBcl-xLの発現が低下していることがわかり、CAMPが抗がん剤治療のターゲットとなる可能性が考えられた。
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