研究課題/領域番号 |
24650643
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床腫瘍学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
堀 勝義 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (00143032)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 腫瘍血流遮断 / コンブレタスタチン / 腫瘍血管 / EPR効果 / 高分子ミセル / DDS / インターフェイス / 癌 |
研究成果の概要 |
若い腫瘍血管はナノ粒子を漏らさず、EPR 効果(亢進した血管透過性と物質の腫瘍停留性の持続が組合さった効果)が起きない。コンブレタスタチン誘導体Cderiv はその血管の透過性を高めると共に、腫瘍循環機能を抑制する。EPR効果機序解明のために、本研究では、Cderiv投与後の腫瘍血管と、腫瘍-宿主インターフェイス(T-HI)血管の構造と機能を解析した。T-HI血管は透過性が著しく高く、その内皮には高分子血管外移行に寄与する vesiculo-vacuolar organelle(VVO)が豊富に存在していた。EPR効果には、VVOの存在とT-HI領域を含む腫瘍微小循環機能の抑制が重要である。
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