研究課題
挑戦的萌芽研究
悪性中皮腫は極めて難治性であり現在有効な抗がん剤、分子標的剤はない。中皮腫に対する新規治療法の開発を目指し本研究を推進した。中皮腫で高頻度に不活性化しているがん抑制遺伝子p16INK4aに着目し、その機能を回復させる細胞膜透過性機能ペプチドを用いて検討を行った。その結果、中皮腫細胞特異的に細胞傷害性が誘導され、バイオツールを用いた新規治療法の有効性が確認された。さらに、中皮腫細胞で恒常的に活性化しているYAPがん遺伝子産物について解析した。YAPと結合する転写因子TEADファミリー分子の詳細が明らかになり、YAPを標的とする特異的な分子標的治療法の具体的戦略についての知見が集積した。
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