研究課題/領域番号 |
24651027
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
橋爪 真弘 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (30448500)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 疫学 / 気候変動 / マラリア / インド洋 / エルニーニョ / 時系列解析 / アフリカ / ケニア / インド洋ダイポール現象 / Wavelet解析 |
研究概要 |
1990年代のケニア西部の高地におけるマラリア流行とインド洋ダイポールモード現象が関わっていることを明らかにするため、ダイポールモード現象の指標であるダイポールモード指数およびエルニーニョ指数との関連を時系列解析法を用いて検討した。その結果、高地では1990年代にマラリア患者数とダイポールモード指数との相関が高く、ダイポールモード現象がマラリア流行に影響を及ぼしたと考えられた。一方、ビクトリア湖周辺の平坦地においてはマラリア患者数とダイポールモード指数との相関は明らかでなかった。インド洋から運ばれる湿った大気が高地の降雨量に影響を及ぼし、マラリア媒介蚊の発生に関与していると考えられた。
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