研究課題/領域番号 |
24651053
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
友澤 森彦 慶應義塾大学, 法学部, 助教 (80581868)
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研究分担者 |
佐藤 淳 福山大学, 生命工学科, 准教授 (80399162)
坂本 信介 宮崎大学, フロンティア科学実験総合センター, 研究員 (80611368)
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連携研究者 |
黒岩 麻里 北海道大学, 理学研究科, 准教授 (20372261)
山田 文雄 独立行政法人森林総合研究所, 企画部, 上席研究員 (10353905)
久保田 善久 独立行政法人放射線医学総合研究所, 放射線防護研究センター, 環境防護研究チームリーダー (70161685)
小泉 透 独立行政法人森林総合研究所, 野生動物研究領域, 野生動物研究領域長 (40353677)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アカネズミ / 遺伝的多様性 / 放射線影響 / 酸化ストレス / 筋肉中放射性セシウム濃度 / 8-ヒドロキシデオキシグアノシン / マイクロサテライト / Cytb / 環境放射線影響 / 集団遺伝学 / 放射性セシウム濃度 / ミトコンドリアDNA / 環境モニタリング |
研究成果の概要 |
放射性物質による汚染が野生の小型哺乳類に与える影響を調べるため、汚染レベルの異なる4地域から小型哺乳類を捕獲し筋肉中の放射性セシウムの濃度(筋Cs濃度)を計測した。その結果、筋Cs濃度はトラップ地点の地表での空間線量率と相関していた。またアカネズミの尿中8-OHdGの濃度を測定したところ、筋Cs濃度と弱く相関していた。さらにマイクロサテライトおよびミトコンドリアCytb遺伝子における遺伝的多様性を比較したところ、変異の増加は見られなかった。この事は放射線被曝がアカネズミの酸化ストレスレベルにわずかに影響した可能性があるが、集団の遺伝的多様性には大きな影響を与えていない事を示唆している。
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