研究課題/領域番号 |
24651070
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
原野 安土 群馬大学, 理工学研究院, 准教授 (90238204)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | latent heat storage / fluidity / hydrate / heat pump / magnesium nitrate / sodium sulfate / sodium chloride / surfactant / liquidity / 潜熱蓄熱材 / 無機水和物 / 流動性 |
研究概要 |
排熱や太陽熱は家の外部で発生するため、この熱を家の暖房や給湯に用いるためには、家の内部まで熱を導き、必要なときに取り出すせるように蓄熱しておく必要がある。本研究はそのための技術として潜熱蓄熱材に注目し、輸送が容易な流動性潜熱蓄熱材の開発のため、以下の3つの実験を行った。(1)高濃度スラリー潜熱蓄熱材の開発、(2)硝酸系無機塩の液→固→液相変化を用いた蓄熱材の開発、(3)吸収式ヒートポンプ用の蓄熱媒体としての高濃度食塩水の検討を行った。(2)と(3)については固化の問題で流動化は難しかったが、表面活性剤を添加した硫酸ナトリウム10水和物は、かなりの高濃度でも流動化が可能であることがわかった。
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