研究課題/領域番号 |
24651077
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
羽田 政明 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70344140)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 環境負荷低減技術 / 触媒反応 / 触媒機能解析 / 触媒調製化学 |
研究概要 |
酸化反応における格子酸素の役割と動的挙動の解明を目指し、CeO2-ZrO2触媒上でのCOおよびカーボンの酸化反応について詳細な検討を行った。気相反応成分であるCOの酸化反応においては、CeO2-ZrO2のバルク内格子酸素が反応に関与することがわかった。一方、固体反応成分であるカーボンの酸化反応に対しては、CeO2-ZrO2粒子の表面近傍の格子酸素が高い活性を有しており、格子内での酸素種の移動性が触媒活性に影響を及ぼす因子であることを明らかにした。CeO2-ZrO2の粒子形態を制御することで格子酸素の反応性も制御することができ、高活性な酸化触媒の創成につながる触媒設計指針を提案することができた。
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