研究課題/領域番号 |
24651080
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
則永 行庸 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (00312679)
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連携研究者 |
林 潤一郎 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (60218576)
工藤 真二 九州大学, 先導物質化学研究所, 助教 (70588889)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 再生可能資源 / バイオオイル / 固体酸触媒 / 接触改質 / 基幹化学製品 / バイオマス / 急速熱分解 / ゼオライト / 化学原料 / 高効率転換 / 反応器設計 |
研究概要 |
本研究では,リグノセルロースバイオマスやその構成成分を急速熱分解して得られる揮発成分のその場接触改質特性を,揮発成分とチャーを分離して追跡可能な二段反応器を用いて調べ,芳香族化合物生成反応機構について検討し,以下の様な成果を得た.①ゼオライト触媒を用いたバイオマス急速熱分解生成物の接触改質により,芳香族化合物を高収率で得た.特に,HZSM-5を用いた場合,550℃で26%(炭素モル基準)もの高収率で芳香族化合物を得た.②本反応系の効果はセルロースに対し顕著で,芳香族化合物への転換率は30%以上であった.③アルキンやジエン炭化水素化合物を中間体として芳香族化合物へ転換することを初めて見出した.
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