研究課題/領域番号 |
24651084
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
武岡 真司 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20222094)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 環境材料 / 環境修復技術 / 高分子合成 / セシウムイオン / クラウンエーテル / カリックスアレーン / ポリイミド / ナノ材料 / 除染 / ポリイミド薄膜 / ナノシート |
研究概要 |
2011年3月11日の福島第一原発の事故により、放射性セシウムの除去が喫緊の課題となっている。本研究では、セシウムイオンに対して高い捕捉能と選択性を有する有機環状分子を薄膜化し、錯形成・凝集共沈により除去する処理法を提案する。2012年は候補化合物と錯形成能をESI-MS-CAD法によって評価し、有機環状化合物を分子設計した。2013年はこの化合物を量合成しポリアミド化した。ポリアミド薄膜に関して、QCM法にてセシウムイオン捕捉能、IPC-MS法にて会合定数、分配係数を得た。無機系セシウムイオン吸着材と比較して選択性は劣るものの捕捉能は同等であり焼却処理による減容の効果が大いに期待できる。
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