研究課題/領域番号 |
24651085
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
堀 久男 神奈川大学, 理学部, 教授 (50357951)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 分解 / フッ素 / 電解硫酸 / 無機化 / 光反応 / ペルオキソ二硫酸 / 有機フッ素化合物 / 界面活性剤 |
研究成果の概要 |
電解硫酸とは硫酸を電気分解して得られる新しい反応剤である。本研究では電解硫酸中の酸化種(ペルオキソ二硫酸イオン、ペルオキソ一硫酸イオン、過酸化水素)を定量すると共に、電解硫酸を光励起させて水中のトリフルオロ酢酸、ペンタフルオロプロピオン酸、ヘプタフルオロブタン酸等の分解反応を行った。比較のためペルオキソ二硫酸カリウムやペルオキソ一硫酸カリウムを用いた反応を行ったところ、電解硫酸を用いた場合の方が効果的に分解した。電解硫酸の高い反応性の原因としては、反応液が硫酸の存在により強い酸性になっているため硫酸水素イオンが高濃度に存在し、それにより活性種である硫酸イオンラジカルが再生することが考えられた。
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