研究課題
挑戦的萌芽研究
ダイオキシン類などの残留性有機汚染物質の高蓄積植物(セイタカアワダチソウ、ヨウシュヤマゴボウ)について、PCB同族体の吸収および移行に関わる分子メカニズムを調べるため、これら植物から抽出した糖脂質の組換え型シロイヌナズナを用いたバイオアッセイ系への添加効果について検討した。その結果、セイタカアワダチソウから得られたSGとDGDG、及びヨウシュヤマゴボウから得られたフィトラッカサポニン類の添加により、組換え型シロイヌナズナのPCB同族体取込み量の顕著な増加が認められた。このとから、これら糖脂質が、PCB同族体の植物体への取り込み吸収、及び植物体中での移行に関与していることが示唆された。
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Science of the Total Environment
巻: (掲載確定) ページ: 240-245
10.1016/j.scitotenv.2014.01.090
Journal of Environmental Science and Health, Part B
巻: 47(10) 号: 10 ページ: 925-932
10.1080/03601234.2012.706549