研究課題
挑戦的萌芽研究
アントシアニンを用いたカラフルで高効率な色素増感太陽電池の創成を目的に、自己組織化金属錯体色素のツユクサ花弁色素コンメリニン、分子内会合により安定化される空色西洋アサガオ花弁色素のヘブンリーブルーアントシアニン、さらに、単純な構造のアントシアニジン3-グルコシドのB環部分の構造だけが異なる色素を用い、同様に性能評価を行った。さらに、メチル化ケルセチン類、およびメチル化シアニジン類を合成し、性能評価を行った。0.2-0.6%の性能であったが、B環構造が重要であることや、HOMO-LUMOエネルギー準位の見積もりから今後の性能向上のための知見が得られた。
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