研究課題/領域番号 |
24651093
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
岩淵 範之 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (90328708)
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研究分担者 |
松藤 寛 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (70287605)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 低分子リグニン / 有機蛍光物質 / バイオリファイナリー / バイオプロセス / Pseudomonas / 海洋細菌 |
研究成果の概要 |
リグニンは、今日の主要な未利用バイオマスのひとつであり、効果的な有効利用法の開発が望まれている。我々は、微生物機能を利用したリグニンおよび低分子リグニンの高付加価値物質への変換に取り組んでおり、今回、低分子リグニンの一種であるシリングアルデヒド(SYAL)を基質として、これを変換、重合して有機蛍光物質を生産するPseudomonas sp. ITH-SA-1を単離した。同菌の蛍光物質生産の代謝経路や生産条件の検討から、本蛍光物質は、SYALの酸化、脱メチル化により3-O-メチルガリック酸(3-MGA)を経て、その後重合することにより生産されることが明らかとなった。
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