研究課題/領域番号 |
24651105
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
早川 恭史 日本大学, 理工学部, 准教授 (40307799)
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研究分担者 |
高橋 由美子 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究員 (70339258)
中尾 圭佐 日本大学, 理工学部, 助教 (30440035)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 量子ビーム測定手法 / 回折型X線位相コントラスト / コーンビーム / パラメトリックX線放射 / 小角散乱イメージング |
研究概要 |
日本大学電子線利用研究施設(LEBRA)のパラメトリックX線源(PXR)を用い、コーンビーム拡大効果とX線位相コントラスト法の一種である回折強調型イメージング(DEI)が両立することを実験的に確かめた。実際に21%の拡大率を持った位相勾配像が得られた。 またDEIの高度化として、X線が試料物質から受ける小角散乱を利用したイメージングを試み、これに成功した。試料として発泡スチロールを用い、X線エネルギー25.5keVで実験を行った結果、密度が非常に小さくX線の吸収がほとんど無い発泡スチロールで比較的強いコントラストが得られ、通常のX線像とは本質的に異なる情報が像が反映されることがわかった。
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